それぞれの固定ページを設定したぞ。

アカウント持っている人!7.3FX乗ってる人、あなたです。なんか書いてね。

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idiom1購入記

齢40を目前に控え、ダイエットを決意。選んだ方法が「自転車通勤」だった。
なんたって通勤しながら運動もできて一石二鳥。運動のためだけに時間やお金を使わないのが良い。

早速妻のママチャリを借りて片道12キロ弱、名古屋のど真ん中を通るコースを3日間走って感じたのは「ママチャリはしんどい」。特に上り坂がつらかった。ママチャリは妻も使うのでやめ。

次に乗ったのが10年間室外保管&1万円以下で購入したサビが酷くて折り畳めない折り畳み自転車。
年に1~2回は使っていたが、正直いつ捨てようかと思っていた。しかし私の自転車通勤にて彼(サビサビ自転車)は大活躍することに。
サドルを上げるとけっこういいポジションが取れる。ギヤも6段あって(一応shimanoとロゴがある)時速20キロ前後の巡航も問題なし。小径車ならではの漕ぎ出しの軽さはストップ&ゴーを頻繁に繰り返す都市部を走るのにいい感じ。しかし、その日は突然やってきた・・・

ある日の帰宅中、走行中に後輪がガタガタいいだした。何事かと見てみると、タイヤが裂けて中からチューブがちょこっと顔出し取るがな。
この10年、メンテナンスといえばKURE5-56をふきかける程度だった。すまんかった。
7ヶ月で2000キロちょっと走った。ありがとうサビー!

で、これを口実にしてスポーツバイク購入の相談を妻にしてみた。あのサビサビ自転車は危険だ、修理に数万円はかかる、せっかくダイエットが続いているのに残念だ、など必死でアピール。私の中では購入は決定事項だったが、自分の薄給だとそう勝手はできない。小遣いの範囲でやることを約束し、了承を得た。予算は10万。この中からスタンド、ライト、カギ、ヘルメット等も揃えていく予定なので、実質バイク本体にかける金額は7万が限界というところだろう。

20台前半にBianchiのクロスバイクに乗っていた時期がある。諸般の事情から自動二輪を手放すことになった私は代わりに良い自転車を、と考えクロスバイクを購入したのだ。なぜBianchiにしたのかは全く覚えていない。予算と店のオヤジと相談して決めたんだと思う。いわゆるスポーツバイクに初めて乗ったのだが、その軽さ、スピードは衝撃だった。その感動を久々に味わえると思うとワクワクした。

つづく

邂逅

以前より気になっていたGiantStore名古屋店を初めて訪れた。
広くて清潔な店内。スタッフも感じがよく、何より見渡す限り自転車だらけ(当たり前ですが)。
爽やかな男性スタッフが声を掛けてくれたので相談すると、猛烈にエスケープを推してきた。
エスケープの質と価格のバランスは最強だとよく聞くが、現物を目の前にしても全くハーハーしない。
一通り説明を受けたあと、他のモデルもちょっと見てきます・・・・と店内をウロウロしていると、
バイクタワー上段に黄色に輝くミニベロが!私とidiom1の邂逅だ。

黄色が鮮やかな2012年モデル。見た瞬間に「こ、これはいいものだ・・・北宋の壷よりいいものだ・・・」と確信。
私の琴線は激しく奏でられ、もはや失禁は免れない状態だ。

2011idiom1

「自転車はその年の生産台数が決まっていて増産はしない。自転車との出会いは一期一会」
そんな話を聞いたことがある。
あわわ・・・・買わなきゃ・・・と焦ったが、よく見ると売約済みの札が。
2012年モデルの新車を見たのはこれが最後となった。

しかし、間もなくして発表された白ベースに青の挿色が入った2013年モデルも琴線に触れてきたので問題なし。
これが第一候補となった。
その後、購入に至るまで他社のモデルも比較検討したが、結局この第一印象は最後まで揺らぐことがなかった。
趣味性の高いものを選ぶとき、この感覚は大事にしていいと思う。

ちなみに他に候補にあがったのはGiosのフェルーカ。
価格はidiom1より実売価格は1万ちょっと上がるが、STIのデュアルコントロールレバーとドロップハンドルには正直惹かれた。

やっとレビュー

購入してから5ヶ月、2000kmほど走った時点で、レビュー書いてみます。
初心者目線でのレビューですが、
idiom1購入を検討中の方の参考になればと思います。

●乗り味
硬いです。路面のギャップを拾うと、ガツンとくる感じ。
idiom1のタイヤはロード並みに細く、高気圧(7.5気圧)。そして小径。
おかげで転がり抵抗は少なく、スタートダッシュは猛烈にとばせるが、
路面のギャップには弱い。これは否めない。
ただし、乗り方次第だと思う。
ハンドル、サドル、ペダルへの荷重バランスがママチャリとは違うので、
そのあたりを意識して乗れば、ゆっくり体が慣れていくでしょう。

●巡航速度
エンジン(漕ぐ人)によるところが大きいと思いますが、
名古屋市内の距離12km弱を、平均速度23km/hくらいで毎日往復しています。
信号にかかる回数が異常に少ない日が稀にありますが、その時の24.8km/hが今までの最高平均速度。
※数日前に更新して、25.3km/hが最高平均速度となりました。

●長距離
今のところ、50kmちょっとの距離を10分休憩1回で走ったことがありますが、
同じようなポジジョンでハンドルを持ち続けるフラットバーハンドルはちょっと苦しいな~と感じました。
現在はバーエンド付のグリップに変更して、若干ポジションの幅を持たせています。
30分程度の通勤でもポジションを変えられるのはとても楽ですよ。

今までに7.3FXに数回乗ったことありますが、
乗り味、巡航速度、長距離ライドの快適性、どれも確実にidiom1より優れていると思います。

まあ、そんなことはidiom1を購入する前から分かっていたんですが、それでもidiom1だったんさ。
なぜidiom1だったのか、そしていまでもidiom1を愛でる理由を挙げるとすれば・・・・
●デザイン・・・・あのトップチューブが描く曲線と小径タイヤのバランスは何度見ても美しい。
●乗り降りし易い・・・低めのトップチューブで前からも足を上げ下げできます。
●部屋保管に向いている・・・タイヤの小ささは圧迫感がなくていい。
●小径なので、ロードやクロスに抜かれても、まあ、気にしない。
●混雑しない路線と時間を選べば、何もバラさずに気軽に輪行できる。
●同様に何もバラさずに車に積める。